2022年1月から笑点のメンバーに抜擢された桂宮治さん。
前職は化粧品会社に勤めていたという声があります。
しかも年収1000万円を稼ぐトップセールスマンだったとか。
そこで今回は「桂宮治さんはどこの化粧品会社に勤務していたのか」などご紹介します。
目次
桂宮治の前職・化粧品会社はどこ?
前職は化粧品販売
桂宮治さんは表現豊かな芸風で爆笑派として知られています。
先輩5人を抜いて真打になるなど「令和の爆笑王」の異名も。
そんな桂宮治さんは、落語家になる前は化粧品販売をしていたそうです。
昔、化粧品を売っていました。かみさんも働いていて、二人ともサラリーマン平均年収よりも全然良い給料だった。かみさんの化粧品はいつも外資系だった。仕事を辞めて噺家になり、子供も産まれた。かみさんの化粧品が1,000円以下の商品になってた…家族に迷惑かけてるなぁ…オレ頑張るぞ(T-T)
— 桂宮治 (@miyajikatura) August 18, 2012
化粧品販売から落語家に転身。
とても珍しい経歴ですよね。
株式会社ヒューマンスカイに勤務
サラリーマン時代の桂宮治さん
桂宮治さんは「株式会社ヒューマンスカイ」で働いていた可能性が高いです。
ヒューマンスカイは化粧品会社ではなく、実演販売士の派遣を行っている会社。
この会社で桂宮治さんの元同僚でナレーターの山崎岳彦さんが働いていたことから、桂宮治さんもヒューマンスカイで働いていたと考えられます。
山崎さんが桂宮治さんについてインタビューに答えた記事があります。
かつてこの仕事を共にしていた現在テレビなどで活躍中のナレーター山崎岳彦(46)は、売り上げのトップを独走する宮治の販売をこっそりのぞいたことがあった。
「一生懸命に説明しながら額から汗が流れてくると、ほら豚の脂が流れてきたっていってお客さんをドッカンドッカン笑わせている。今の落語と重なります。これは僕には出来ないなとあきらめたものです」
引用:AERA
実演販売は話術が優れていないと売上が伸びません。
落語にも、もちろん話術が必要です。
全く関係のない業界から転身したと思われていますが、落語に通じるものが実演販売にあったのかもしれません。
年収1000万円稼ぐトップセールスマンだった!?
桂宮治さんは化粧品販売で年収1000万円を稼いでいたという声があります。
元同僚の山崎さんの発言からも、桂宮治さんは売上トップを独走していたとか。
https://twitter.com/koto__tter/status/1477189629145415682?s=20
年収1000万円を稼ぐトップセールスマンだったことは事実のようです。
当時、結婚した妻の明日香さんは次のようにコメントしています。
「皆にすぐおごっちゃったり気前も良いし、この人と結婚したら幸せだなって」
羽振りが良いほどに稼いでいたんですね。
ですが、落語家に転身してからは月収3万円になってしまったとか。
#桂宮治 さん
笑点の新メンバー。私より少し上。安定した会社員を辞めて落語家に。それを結婚式で発表するという。その後先に入門した人を追い越して抜擢真打。
努力して抜擢真打もすごいけど、安定した仕事を辞めて30代から芸の道というのも凄い。人生一度きりと言うが、、できないなぁ、凄い。
— yuki_usa_gi (@yukiusa92430550) January 1, 2022
安定した仕事を捨ててまで落語の道を進んだ桂宮治さん。
すごい!としか言いようがありません。
桂宮治が落語家に転身したのはいつ?理由はなぜ?
落語家になったのは30歳過ぎ
桂宮治さんが落語家に転身したのは2008年のこと。
当時31歳で、桂伸治一門に弟子入りしました。
落語界は修業期間が長いため、通常は10~20代で弟子入りをします。
30歳を過ぎてから落語家を目指すことはとても珍しいと言えます。
落語家に転身した理由
桂宮治さんは元々役者を目指していました。
役者を目指すきっかけは、中学生の頃に見た大衆演劇。
高校卒業は役者を目指しながらアルバイトをしていました。
そんな時に役者の先輩から紹介されたのが実演販売の仕事です。
「役者やお笑い芸人もやっている仕事があるけどやってみないか」
そう誘われて化粧品の実演販売をするようになりました。
役者を目指していたはずが、桂宮治さんは有名化粧品メーカーから指名が入るほど実演販売の実績を伸ばしました。
売り上げは全国トップ。
収入は20代の平均年収の倍はあったそうです。
ですが、桂宮治さんは実演販売の仕事について次のように悩み出します。
「人を不幸にしているんじゃないかと思いだして。要らないものを要ると騙して買わせているんだから一生の仕事には出来ないと悩みだしたんです」
購買意欲の無い人に物を売ることに罪悪感があったのでしょうか。
桂宮治さんは化粧品販売を「一生の仕事には出来ない」と考えたのです。
とても純粋な方なんですね。
落語との出会い
桂宮治さんが落語と出会ったのは偶然だそうです。
たまたまネットで桂枝雀の「上燗屋」を見て大笑い。
落語なら好きになれるかも、と思い噺家を目指すようになりました。
年収1000万円が月収3万円に
桂宮治さん結婚当時の写真
桂宮治さんは結婚式の披露宴で会社を辞めると宣言したそうです。
「とりあえず来年から別のことをやるかもしれないので。すみませんが宜しくお願いします」
披露宴には250人もの参列者がいたとか。
全員に向けて宣言するなんて、相当意思が強かったんですね。
落語家に転身してからは月収が3万円になったそうです。
年収1000万円の頃と雲泥の差ですね。
さらに金遣いが荒かったせいか貯金も無かった桂宮治さん。
結婚した奥様は相当苦労したそうです。
支え続けた奥様の存在
妻の明日香さん
奥様・明日香さんの支えがあって桂宮治さんは落語を続けました。
2017年「結婚したら人生劇変!〇〇の妻たち」という番組で奥様のインタビューが放送されました。
「もう好きなことをしたら。私がまた働くから」
奥様の明日香さんはそう言ってホステスの仕事を続けたそうです。
夕方になると子どもを夫の実家に預けて出勤。
帰宅は夜中2時過ぎで睡眠時間は3時間ほど。
日中は家事育児と多忙を極めていたそうです。
過労とストレスから入院してしまったこともあるとか。
桂宮治さんの真打昇進に笑点レギュラー抜擢。
夫を支え続けた奥様が一番喜んでいるかもしれませんね。
桂宮治のプロフィール
プロフィール
芸名:桂 宮治(かつら みやじ)
本名:宮 利之(みや としゆき)
誕生日:昭和51年10月7日
出身地:東京都品川区
階級:真打
趣味:適度な飲酒・子育て・家族と戸越銀座を散歩
芸歴
2008年 2月 桂伸治門下として二月下席より浅草演芸ホール楽屋入り
2008年 3月 浅草演芸ホールにて初高座「子ほめ」
2012年 3月 下席より二ツ目昇進
2021年 2月 中席より真打昇進
5人抜きでの真打抜擢は、春風亭昇太さん以来29年ぶりとのこと。
31歳で入門と遅咲きの桂宮治さん。
実力と頑張りが認められる形になりました。
桂宮治の化粧品会社はどこ?まとめ
桂宮治さんが働いていた会社はヒューマンスカイと思われます。
実演販売士を派遣する会社で、全国を飛び回っていたそうです。
その頃に培った話術が桂宮治さんの落語の原点なのかもしれません。
これからも桂宮治さんの活躍が楽しみですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。